TOHOKU UNIVERSITY
研究室
研究室メンバー
坂田研究室には、メディアと文化、社会について関心がある多様なバックグラウンドを持つ院生が集まり研究しています。
王楽
(特任助教)
東北大学大学院情報科学研究科坂田研究室特任助教。専門はメディア史、歴史社会学。2021年11月に東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。1930年代から1940年代まで日本が支配していた中国東北部の満洲国のメディア環境に着目しながら、一次資料に基づいてプロパガンダはいかにして重層的なメディアを通じて実施されたかについて考察してきました。現在、満洲国における衛生知識の普及及び医療活動と、その後に存在した各種のメディアとその変容に関心があります。主著に『満洲国における宣撫活動のメディア史―満鉄・関東軍による農村部多民族支配のための文化的工作』(新聞通信調査会、2023年)。
* 1. 研究テーマ 2. 研究室を志望する人へ一言
鈴木 優香理
(D3)
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災害時の地方紙の役割
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探究を楽しむ心を大切に
久保田 彩乃
(D3)
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震災・原発事故後の福島のつながりに関する研究(コミュニティ、記憶の継承分野)
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ゼミでは、色々なテーマに関心を持ったメンバーでわいわいと議論を深めています。気になった方はぜひ見学にいらしてください。
小野 洋文
(D1)
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発展途上国のコミュニティ放送実践のフィールド調査から、放送が持つメディア作用のポテンシャルを捉えなおし、少数者が存在感をあらわす共生社会のメディアを構想しています。
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理論と実践のハイブリッドで学べる研究室です。メディア論の知見の肩に乗り、新しい社会を拓いていきましょう!
仲丸 有紗
(D1)
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デジタルアーカイブと文化の権力
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私は博士後期から編入しました。「情報科学研究科」という学際的な環境でメディアについて考えることができるこの研究室はとても刺激的です。ゼミでは理論と実践の両方からアプローチし、問いについてみんなで多角的に考えることができます。
Martelli Giachino María Laura
(D1)
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日本における少数言語コミュニティのための災害情報:スペイン語コミュニティの事例から
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先生方の経験や研究全般から多くのことを学べると思います。教授陣の良い勧めもあり、自分の研究に役立つ他の分野についても知識を広げることができました。それに加えて、研究室の環境はとても穏やかで、勉強したり目標に集中したりするのに最適です。また、先生方の励ましにより、日本語を上達させる良い機会にもなりました。
HAIRIHAN
(M1)
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ショートビデオが民俗文化に与える新たな可能性に関する考察
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坂田研究室の一員として、とても幸運だと思います。研究室の皆さんはとても優しく、関係も良好です。勉強のことや生活のことなど、色々なことを相談し、新しい知識やアイデアを学ぶことができます。また、留学生として、このような環境で日本語力も上達させることができます。学業や研究の課題が多いですが、このような雰囲気の中で学ぶことはとても楽しいです。
フットワークが軽く、頭と身体の両方を使って研究できる人を歓迎します。社会人院生も歓迎します。研究室に関心のある方は下記よりご連絡下さい。
kuniko.sakata.d7[at]tohoku.ac.jp
([at]を@に変更してください)